長崎地方気象台は31日、長崎のソメイヨシノが満開になったと発表しました。
西尾菜穂気象予報士:
「今から桜の観測が始まります。3月31日、桜は満開となるのでしょうか」
標本木で80%以上のつぼみが開いた状態になれば、「満開」が発表されます。
長崎地方気象台・宮田博治気象情報官:
「ほぼほぼ8割開花しているということで満開をとろうかと」
24日の開花から1週間で満開となりました。平年より2日早く、去年より2日早い発表です。いつも私たちの取材に対応してくれる気象情報官の宮田さんはきょうで定年です。
長崎地方気象台・宮田博治気象情報官:
(やり残したことはないですか?)「もう最後に満開を迎えたらそれでいいんじゃないですか」
「桜まつり」が開催中の長崎市の桜の名所立山公園では、約700本のソメイヨシノが満開です。
西尾菜穂気象予報士:
「けさの長崎市の最低気温は3.8℃と冬のような寒さになりましたが、午後は日差しの温もりを感じられて花見客が訪れています」
花見客:
「たくさん咲いていて奇麗。一番いい時ですよね」
花見客:
「とても奇麗で来てよかった」
「桜まつり」は4月6日(日)までです。
一方、こちらは、諫早市多良見町と西彼長与町をつなぐ国道207号沿いにある「古川(ふるこ)の桜並木」です。並行するJRの線路脇には菜の花、歩道にはスミレも咲いていて、訪れた人たちはそれぞれ春爛漫の光景をカメラに収めていました。