産学官の連携や、スタートアップ支援を強化します。
長崎大学にオープンイノベーションの新拠点、「CROSS NAGASAKI」が誕生しました。
長崎大学文教キャンパスに誕生した「CROSS NAGASAKI」は、軽量鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は424平方メートルです。ラウンジには、オンラインミーティングに使用できる閉鎖型の打ち合わせスペースや、個別ブースを設置。1、2階合わせて4つの会議室があり、学生や教職員だけでなく、産学官の多様な人材が集い、創造性を発揮できる場です。
「CROSS NAGASAKI」は、内閣府の「令和5年度地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」から3億円の支援を受け誕生。1億8千万円を建設費に、1億2千万円を研究費に充てます。
長崎大学・永安武学長:
「新たな企業とのコラボ、あるいは今後行っていく共同研究、そういったもののつなぎ役としての力を発揮していただくということになる」
長崎大学研究開発推進機構産学官連携・知的財産部門・真島敏幸特定教授:
「大学の研究がいかに社会貢献していけるか、という面で見ますと、企業と共同で色々なことをやりながら社会に早くつなげていくことが重要なので、コラボレーションがどんどん広がっていくのを期待しています」
建物2階には大学の知的財産室と、産官連携推進室が入り、研究支援体制が更に整うということです。