県が水産業の活性化を後押しする「推し魚プロジェクト」の第1号に新上五島町の養殖クロマグロが選ばれました。
光り輝く、新上五島町の養殖クロマグロの刺身です。水揚げされたばかりの50キロほどのクロマグロは、冷凍せずに管理された、「生」のマグロです。
吉永龍司アナウンサー:
「脂が醤油に染み出ています、いただきます!う~ん、溶けていきます、マグロの甘みと旨みだけを残して、身自体はスーッと消えていきます、おいしいです」
養殖クロマグロの生産量は、鹿児島や愛媛を抑えて、長崎が全国1位を誇ります。新上五島町では現在6つの業者がクロマグロを養殖しています。
橋口水産・橋口正典常務取締役:
「脂ののりとか、身質とか普段やっているエサからこだわってみんなやっている」
勝栄水産・安藤翔平取締役:
「(エサは)国産の新鮮なサバやイワシを使っているのでおいしいマグロに仕上がるのではないかと思う」
新上五島町・石田信明町長:
「(推し魚の)第1号としてその名に恥じないような食を元にした観光の活性化につなげていきたいと思います」
「推し魚プロジェクト」では、来年度までにさらに3種程度の「推し魚」を追加で選び、市や町と連携してPRを強化する予定です。