先週土曜(22日)、長崎市で国内最高峰のラグビーリーグ「ジャパンラグビーリーグワン」の試合が行われました。会場には2000人以上が集まり、県出身選手の活躍も光りました。
ベネックス総合運動公園かきどまり陸上競技場で行われたリーグワン2部の「九州電力キューデンヴォルテクス」とオーストラリアの元代表選手も所属する「花園近鉄ライナーズ」の一戦。
キューデンヴォルテクスからは、県出身の2人が出場しました。
どちらも長与ヤングラガーズ出身で、長崎北陽台高校出身の山添圭祐選手と、長崎南山高校出身の竹ノ内駿太選手です。
スタメンで出場したのは山添圭祐選手。味方がライン際にこぼしたボールを素早く拾い上げ…トライ!
今月、全九州高校新人ラグビー大会で36大会ぶりの優勝を果たした後輩たちもその活躍を見守りました。
長崎北陽台高校ラグビー部キャプテン・長与ヤングラガーズ出身
山口貴生選手
「山添選手の代は北陽台でベスト8とかいったりしているので、よく自分もテレビとかで見ていて、憧れの存在です。ひたむきにタックルするところ、そういうところは一緒のポジションとしても尊敬しています」
途中出場した、チームの副キャプテンを務める竹ノ内駿太選手も、機敏な動きでボールをさばきます。しかし、相手チームに連続得点を許し、12対39で敗れたキューデンヴォルテクス。
それでも最後までラグビーの魅力を届けたいと果敢に試合に臨む姿は長崎の子どもたちにも勇気を与えました。
九州電力キューデンヴォルテクス・長崎南山高校出身
竹ノ内駿太選手
「スタジアムを見ていても知っている顔が多くてその中でラグビーが出来ているのはすごく幸せだなと感じつつ」
「いつかは(子どもたちに)ヴォルテクスに入りたいと思ってもらえるようなチームを今後も目指して いければと思っておりますので、純粋にラグビーを楽しみながらヴォルテ クスを知っていただければいいなと思っています」