ボートレース大村が太陽光発電設備の供用を始めました。災害時の避難所としての役割が期待されます。
発電するための太陽光パネルは、ボートレース大村やグルーン大村の施設の屋根に662枚取り付けたほか、駐車場にはカーポート型の太陽光パネル510枚を設置しました。また電気自動車用の急速充電器も2基設置しました。出力は約480キロワットで、一般家庭約120世帯が1年間で使用する電力を賄うことが出来るということです。
総工費は約8億4400万円。ボートレース業界がカーボンニュートラルに取り組む中、大村市がゼロカーボンシティを宣言していることもあり、「BOATRACE振興会(東京)」が約2億円を助成しました。
大村市ボートレース企業局・馬場宏幸局長:
「環境に優しいと言いますか、そういった取り組みというのは、日本だけでなく世界的にも進んでおりますので、ボートレース大村でもしっかりと進めていきたいなという思いで設置を致したところです」
ボートレース大村は、蓄電池2基も新たに設置していて、災害時に避難所として開放した際に、電力を供給するとしています。