長崎地方気象台は10日、梅の開花を発表しました。平年より17日遅く、統計開始以来4番目に遅い開花です。
牛島ひかりアナウンサー:
「先週は雪が降った長崎市。まだまだ冷たい風を感じるんですが、このように梅の花が咲き始めました。春の訪れを感じますね」
長崎市丸山町の梅園身代り天満宮。かつての花街・丸山の氏神様で、「身代わり天神」として親しまれ、多くの遊女が参拝したとされています。「長崎ぶらぶら節」にも登場する神社です。
梅の開花は平年より17日、去年よりも28日遅い発表です。統計が残る1953年以降で2012年の2月15日、1986年の2月12日、1977年と1981年の2月11日に次いで2004年など3つの年と同じ4番目に遅い開花となりました。
気象台の標本木は、「先週の頭につぼみが膨らみ、白くなりかけていたが、寒さで止まってしまっていた」ということです。