長崎ランタンフェスティバルを前に、長崎市のグラバー園では、一足先にランタンの幻想的な灯りが楽しめます。
開園50周年を記念した「ベトナムランタンナイト」が始まりました。
26日に始まった「明治夜宴と饗宴ベトナムランタンナイト」。
去年9月に開園50周年を迎えたグラバー園が、長崎と歴史的な交流のあるベトナム・クァンナム省ホイアン市で有名な「ホイアンランタン」300個で園内を彩りました。入口近くの「動く歩道」では、ランタンの灯りが窓ガラスに反射し、まるで無数のランタンに囲まれているような幻想的な光景が広がります。
ホイアン市は約400年前、長崎から朱印船が交易に訪れ、日本人町もつくられるなど、長崎と歴史的なつながりがあります。
長崎くんちで本石灰町が奉納している「御朱印船」は、長崎の豪商・荒木宗太郎がベトナムのアニオー姫と結婚し、長崎まで共に航海する様子が表現されます。
ベトナム人:
「私もベトナム人で子どももベトナム人でこういった風景を見られてすごくうれしいです」
訪れた人:
「異国情緒豊かというか、ランタンがきれいです」
「ベトナムランタンナイト」は、3月末まで楽しめます。