長崎税関は、「知的財産取締強化期間」に合わせ、初めて「ニセモノ撲滅キャンペーン」を行いました。
7日、長崎港ターミナルで、長崎税関の職員や、麻薬探知犬をモデルとした税関イメージキャラクターの「カスタム君」がチラシや缶バッジなどを乗客らに配り、ニセモノ商品を買わず、輸入しないよう訴えました。
全国の税関が、「知的財産侵害物」、いわゆる「ニセモノ」の輸入を差し止めた件数は4年連続で2万5000件を超えています。今年上半期は既に1万8000件を超え、過去最も多くなっています。
長崎税関知的財産調査官・葉山智一さん:
「長崎税関管内では、知的財産の差し止め件数というのはございません。最近は海外通販とか、スマートフォンアプリなどでニセモノ(模倣品)を購入できるようになっています。そのサイトがどういったところなのか、商品の保証などを確認していただいて、ニセモノを買わないということをお願いしたいと思っております」
長崎税関による知的財産取締強化期間は22日(金)までです。