24日(木)に開催のプロ野球ドラフト会議。高校時代は無名ながら、大学最速右腕に成長したドラ1候補・中村優斗投手。ドラフトが迫る中、きょう(21日)、愛知大学野球秋季リーグの最終戦に登板した中村投手は、自己最速を更新する「160km」をマークしました。
中村選手は諫早市出身。長田中から諫早農業に進学しました。コロナ禍で中止となった4年前(2020年)の夏の甲子園長崎大会の代替大会では、長崎日大との初戦に、4番・ピッチャーで出場。序盤は拮抗した展開でしたが、一発を浴びるなど4失点。悔しい初戦敗退でした。 高校時代の思い出を聞いてみると…。 大学時代に取り入れたウェートトレーニングで急成長。鍛え上げたパワーで高校時代から球速を15kmもアップさせました。 そして、大きな注目を浴びたのが今年2月。学生ながら、侍ジャパンのトップチームに選出。デビュー戦となった3月の欧州代表との試合では、2番手で登板。1回を無失点で抑えました。 ●高校時代は公務員志望 【中村優斗投手】「自分自身、地元に恩返しをしたいって気持ちもあったので高校入学当初は公務員志望でした」
【中村優斗投手】「帰り道に自転車でみんなで練習終わって帰るという青春っぽいことをしていた。疲れた練習の後にラーメン店に行っていっぱいラーメン食べていたのが思い出」
夢は公務員からプロ野球選手へ。それでも「地元に恩返しがしたい」という気持ちは同じ。