核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会は、14日に開業する長崎スタジアムシティで、食事や音楽を楽しみながら地球の未来について考える「地球市民フェス2024」を開催すると発表しました。
2000年からこれまで6回開催してきた「地球市民集会ナガサキ」。国の内外のNGOが参加し、世界に向けて核兵器廃絶のアピールを行ってきました。
地球市民フェス2024総合プロデューサー・林田光弘さん:
「平和を大事な価値観として育てていくという風土が大事ではないかということで、今回あえてお祭りという形式で地球市民フェスを開催するということに至りました」
7回目となる今年は、14日に開業する長崎スタジアムシティ内で食事や音楽を楽しみながら地球の未来について考える「地球市民フェス2024」を開催します。
3日開かれた記者会見では、歌手の加藤登紀子さんをはじめとした4組の音楽ライブ出演アーティスト第1弾が発表されました。音楽ライブのほか、車座で被爆証言を聞くワークショップや、キッズエリアに、アクテビティーブース、マルシェなどを設ける予定です。
核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会・朝長万左男委員長:
「地球のグローバルな平和を市民がいろんな催し物を通して感じていけるようなことになっているので、これまでとは全く違う次元の企画が生まれつつある」
地球市民フェス2024総合プロデューサー・林田光弘さん:
「それぞれの立場で続けてきた平和活動を改めて表現する場、そしてこんな平和活動の形があったんだということをそれぞれが認知し合う場になったら」
「地球市民フェス2024」は11月23日(土)、24日(日)に開催する予定です。参加費は無料で、公式webサイトから無料チケット、または応援チケットの申し込みが出来ます。実行委員会は、2日間で4万人の集客を目指しています。