パリオリンピックで、バスケットボールの日本代表選手団に同行し、食事面のサポートをした料理研究家が佐世保市長を訪問しました。
佐世保市在住の料理研究家、加藤睦美さん(44)です。
加藤さんは麹を使った手作りの発酵調味料を中心に、食事を通して腸を元気にする「腸活」など食事の改善に取り組む料理教室や講座を開いています。
佐世保市に「長崎ヴェルカ」の練習拠点があったことから、日本代表でもある馬場雄大選手(28)と親交があり、馬場選手の推薦で、オリンピック期間中の7月18日から8月上旬までの約3週間、パリで男女それぞれのバスケ日本代表選手団の食事をサポートしました。
中でも麹や手作りのタレで味付けし、米粉で揚げた唐揚げが選手たちから好評だったそうです。
料理研究家・加藤睦美さん(44):
「スポーツ選手を通して子どもたちが食に目を向けてくれたらというものある。『なんであんなに体が大きいのかな』とか『筋肉どうやってつくのかな』とか何食べているのかと必ずなるので。スポーツ選手で憧れている人が『お菓子よりおにぎり食べたほうが良いよ』とか言うだけでも違うかなと思います」
報告を受け宮島市長は「市として力を入れていきたい学校給食でも指導いただきたい」と話しました。