J2に参入した2013年から12年間、幾多の激闘を繰り広げてきたホーム・トランスコスモススタジアム長崎。2017年、悲願のJ1昇格の瞬間もこのピッチで迎えました。ありがとうトラスタ。長年の感謝を胸に…いざ、ラストゲームへ。
JR諫早駅から2キロ(徒歩約30分)。その道のりは、「V・ファーレンロード」と名付けられ、沿道では市民の有志がサポーターたちにおもてなしをしてきました。「お茶処しまだ」を営む嶋田祐子さんもその一人。J1に昇格した2018年に始め、ホーム戦はコロナ禍を除き、1試合も欠かすことなく店の前に立ち続けました。おもてなしの名物は、『勝とう茶』。 【嶋田祐子さん】「もちろん目指せJ1。絶対勝ち点3を目指してみなさまがゴクゴクゴク、頑張るぞという気持ちになっていただくような」他にも、勝氷・勝利のパンパカパン・勝ちピー・お勝ち。勝利への思いがつまったラインナップです。9月上旬には、嶋田さんのお店に選手たちが訪れました。 7年間続けたおもてなしも、最後の日。感謝の気持ちを伝えます。 選手を支えるサポーターを支え続けたおもてなし。勝利を願うばかりです。
【サポーター】「試合の前にここで一度元気をもらって挑める感じ。とても良くしていただいて。毎回笑顔で迎えていただいて。「いってらっしゃい」って言われて。それがすごくうれしくて」
【嶋田祐子さん】「新しいスタジアムは世界一のスタジアムだと思っている。そこでJ1でみんなでまた応援に行けるように、目指せJ1ということで最後まで応援したい」