21日(土)、西九州新幹線の開業2周年の記念イベントが「GO WEST2(ゴー・ウェスト・ツー)」が県内各地で開かれました。大村車両基地では西九州新幹線「かもめ」の車両を丸洗いするお掃除イベント「GOMARU-ARAI(ゴー・マルアライ)」が開かれました。
熊本県から家族で参加:「洗うのめっちゃ楽しい!」
大村市から参加:「福岡に行くとき必ず乗ってます。どうしてもお世話になってるのでお掃除したくて申し込みました!」
当選倍率約28倍の公募で選ばれた約150人が丸洗いした車両は、特別新幹線「GOWEST号」としてJR長崎駅へ。
牛島ひかりアナウンサー:「JR長崎駅に丸洗いしてピカピカになった「GOWEST号」が入ってきました」
1日限定乗り放題の赤いTシャツきっぷを着た乗客であふれた駅構内。なかには手作りのTシャツを準備して「GOWEST号」への乗車を心待ちにしている人も…。
大村市から:「これは手書きです。(牛島ひかりアナウンサー:手書きですか?すごい…)去年も参加してめちゃくちゃ楽しかった。またきょう終わっても来年やってほしいよね。かもめ大好き~」
この日、JR長崎駅の一日駅長に任命された長崎出身の漫画家・渡辺航さん。特別新幹線「GOWEST号」の出発合図を送りました。漫画家・渡辺航さんにもし作品に西九州新幹線が登場したらという質問をしてみると。
JR長崎駅一日駅長漫画家・渡辺航さん:「(西九州新幹線で移動中)めちゃくちゃ速いね鳴子くん!とか言いながら、室内ではしゃぎながら移動して、長崎で合宿するみたいなそんな感じじゃないですかね…自分で言いながらちょっと書いてみたいなと思いました」
藤江光一さん(28):「こんにちはー。ご無沙汰しております」
みなさん、覚えてますでしょうか?こちらの男性は2022年、わずか10秒で売り切れた西九州新幹線の「一番列車」の切符を手に入れた“幸運の乗り鉄”大村市の藤江光一さん、28歳です。
藤江光一さん(28):「(2年間でどれくらい乗った?)75、6回は行きましたね。全くもって飽きることなく、毎回毎回楽しませていただいてる感じですね」
実は藤江さん、今年2月にも持ち前の“幸運”を発揮!3月に延伸した北陸新幹線のわずか4分で完売した一番列車もゲットしました。
藤江光一さん(28):「湖だったり、白山ですとかそういったところもはっきり見えたので楽しく乗れたかなという感じですかね」
そんな藤江さんの“幸運アイテム”と言えば…。
藤江光一さん(28):「あーーー、幸運のアイテムですか…やっぱりそれはですね…。これなんじゃないかなと思います。自分の中では一番列車、西九州新幹線の(切符を)取れた時から、この“ねこまつり”のTシャツだけが新幹線の唯一の幸運のアイテムかなと思ってます。(このTシャツは何枚持ってる?)この1枚だけなんですよ。だから今後もこの“ねこまつり”のTシャツは家宝にしつつ、こういう記念のイベントの時だったり、また並ぶときだったりに着ようと思います。ちょっと体形維持をしないといけないですね。フフフ」
藤江さんにとって西九州新幹線とは…。
藤江光一さん(28):「『人生』ですね。この新幹線が大村にできるというのを中学生の時ぐらいに広報誌で知ったんですけど、そこから興味を持ち始めて、大学の論文もそれで書いたんですよね。なので、自分の人生をかけてもおかしくはないかなと思ってます。きょう、最終の列車まで思う存分、楽しんでいこうと思います」
長崎と武雄温泉の間の66キロを最速23分で結ぶ西九州新幹線。2022年9月23日の開業から今月17日までの約2年で490万8000人が利用していて、まもなく500万人を迎えます。