東京と金沢をつなぐ北陸新幹線が3月16日に福井の敦賀まで延伸します。16日、その一番列車の切符が発売され、即完売しました。長崎でもこのプラチナチケットを狙う男性が…。果たしてゲットできたのでしょうか。
16日朝9時半、JR長崎駅には1人の男性の姿が…。
2022年、西九州新幹線の一番列車の切符を手に入れた大村市の会社員、藤江光一さん、27歳です。今回のお目当てはもちろん…。
藤江光一さん:
「北陸新幹線の敦賀発の一番列車、これを取ろうと思います」
東京と金沢を結ぶ北陸新幹線は、3月16日(土)に福井県の敦賀駅まで延伸します。これまでは金沢駅で乗り換えが必要でしたが、東京から直通となり、東京-敦賀の所要時間は50分短縮され、3時間8分でつながります。
藤江光一さん:
(何時から並んでる?)「きのう(15日)の19時ちょっと前くらいからですね。楽しみで楽しみで、いても立ってもいられなくて取りに行こうかなって思いました」
(いつもの勝負服ではない?)「いや、きょうは…こないだと同じように、インナーで着てます。縁起物なので、今回も縁をしっかりといただこうかなと思って」
そして午前10時、一番列車の切符が発売。その結果は…。
藤江光一さん:
(どうでしたか?)「無事に取れました!取れましたよ!本当に良かったです」
藤江さんが買った切符は3月16日(土)の午前6時11分敦賀発・東京行きの一番列車です。JR西日本によりますと、この一番列車の切符はわずか4分で完売したそうです。
藤江光一さん:
「(列車は)動く美術館、走る美術館だと思ってるんですよね。(車窓から)どんなものが見られるかというのがすごく楽しみですね」