佐世保市は、保護者に障害のあるひとり親家庭6世帯に対し、児童扶養手当を誤って多く支給していたと発表しました。
児童扶養手当の過大支給を受けていたのは障害厚生年金3級を受給しているひとり親家庭6世帯です。最も金額の多い世帯は2021年3月から今年8月までの42カ月分、約173万円。6世帯の総額は約412万円にのぼります。
今月9日、諫早市が同様の過大支給を発表し、11日から調査を開始し、13日に判明しました。2021年の国の制度改正での職員の理解・確認不足が原因としています。
市は今後、「適切な事務処理に努める」とした上で、過大支給していた6世帯に謝罪・説明し、返還方法を相談するとしています。