五島市長選挙告示 無所属・新人３人の三つどもえの選挙戦

任期満了に伴う五島市長選挙が告示され、新人３人が立候補しました。２００４年の五島市発足以降、初の三つどもえの選挙戦です。３期目の現職、野口市太郎市長（６８）は出馬せず、１２年ぶりに市のトップが代わる選挙となります。

立候補したのは、届け出順にいずれも無所属・新人で元国会議員秘書の出口太候補（４９）＝自民・公明推薦＝、元市議の中西大輔候補（３５）＝立憲推薦＝、元市議会議長の荒尾正登候補（６２）の３人です。

２００４年の五島市発足以降、初の三つどもえの選挙戦となりました。離島振興策や人口減少対策、子育て支援などを争点に論戦が繰り広げられます。

無所属・新人 出口太候補（４９）：
「私はこの五島市が大好きです。皆さまが築いてきた暮らしをこれからきちんと維持して五島を守りたいです。五島を守るそのために私は帰ってきました」

無所属・新人 中西大輔候補（３５）：
「若い世代でこの五島の閉塞感を打ち破っていきたい。その思いで若い人と一緒に語り、政策を話し合い、そして、未来をつくっていこうと、そういった機運をこの五島市からつくっていきたい」

無所属・新人 荒尾正登候補（６２）：
「ここに住み続けて６２年。さらにはその６２年の３４年は市議会議員として市政に携わってまいりました。しっかりとこの五島市の現状を誰よりも、誰よりも分かっているつもりでございます」

２４日現在の有権者数は２万９５４８人。２６日から福江港ターミナルや富江支所など各支所、五島シティモール、福江保健センターなどで期日前投票が始まり、順次、各地域でも行われます。一部地域を除き、投票は９月１日で即日開票されます。