大石知事の元後援会関係者らが知事を名誉毀損の疑いなどで長崎地検に刑事告訴・告発したと発表しました。
元後援会関係者らは知事が6月、県庁で報道陣に対し、「後援会の会計で不審な多額の出金が発覚し、監査業務を行った者に渡った可能性が出てきた。刑事告訴も視野に精査する必要がある」などと語ったことに対し、名誉を傷つけられたとしています。
告訴した後援会の会計担当者は、「知事の承諾、指示の上、出金などをしました。責任転嫁することはおやめになっていただきたい」などとしています。このほか後援会の政治資金報告書を巡り知事らを背任と政治資金規正法違反の疑いでも刑事告発したとしています。
これに対し知事は、「詳細を承知しておらず、コメントは差し控える。告訴・告発が捜査当局に受理された場合には、真摯に捜査に協力する」との談話を発表しました。