長崎スタジアムシティの開業に合わせ、10月から路面電車の電停の名前が変わります。
宇佐美武史記者:
「名称が変わるのは、スタジアムシティに程近い2つの電停です」
10月14日開業予定の長崎スタジアムシティ。10月1日から名前が変わるのは、近くにある2つの電停です。
1つ目は銭座町電停。スタジアムシティのオフィス棟の名前と同じ「スタジアムシティノース」になります。2つ目は、隣の宝町電停。こちらはスタジアムシティの商業施設の名前と同じ「スタジアムシティサウス」となります。
ジャパネットグループでスタジアムシティを運営する会社が長崎電気軌道とパートナーシップ協定を結び、電停のネーミングライツを取得しました。
スタジアムシティの南北に位置する2つの電停の間には、上り線と下り線をつなぎ、路面電車が行き来できる「渡り線」を新設します。混雑の状況に応じて、長崎駅前電停間での折り返し運行や臨時便の運行が可能になります。
周辺の渋滞や駐車場の不足の解消へ向けて電車の利用を促すために、試合開催日には選手による車内アナウンスを流したり、運転士がユニホームを着たりするなど、電車に乗りたくなるような共同企画も準備します。子ども向けのイベントや車を持たない高齢者や学生の移動支援として、乗り放題企画も検討するとしています。