V・ファーレン長崎が約4年ぶりの首位浮上です。
明治安田J2リーグ第19節。前節まで2位のV・ファーレン長崎は、ホームで8位のいわきに快勝!単独首位に浮上しました。
ルヴァンカップで延期された第19節。V・ファーレンと横浜、清水の上位3チームが同じ勝ち点で並ぶ中、引き分け以上で単独首位に浮上する大一番です。
前半32分、いわきの怒涛の攻めにキーパー原田を中心に、体を張って守ります。前半終了間際、マルコスのクロスに増山がペナルティーエリア中央からシュート!しかし惜しくもポストの左。スコアレスで迎えた後半4分。増山からの縦パスに追いついたマルコスが右サイドからクロス!増山がスルーし、ペナルティーエリア手前で笠柳!24日に21歳になったばかりの笠柳が先制ゴールを決めます。
V・ファーレン長崎・笠柳翼選手:
「朝陽(増山選手)がスルーしてくれて自分にきた時に落ち着いて決められたのが良かったと思います」
12分には、田中からの縦パスに抜け出した加藤がキーパーとの1対1を左足で冷静に沈め2点目。
いわきに1点を返されますが、39分には、後半途中出場のフアンマが増山との連携プレーで3点目。
3対1で長崎が快勝し、2020年9月以来約4年ぶりに首位に立ちました。
V・ファーレン長崎・増山朝陽選手(27):
「首位に立つことが出来たというのは本当にうれしいですし、1試合1試合勝って勝ち点積み上げて今の順位を落とさないようにやっていけたらいいなと思います」
V・ファーレン長崎・笠柳翼選手(21):
「うれしいですし、21歳になったのでもっともっとゴールアシスト取れたらいいなと思います」
V・ファーレン長崎・下平隆宏監督(52):
「きょうの勝ちで我々が首位にいったんは立てたということで、すごくチームとしても自信になる大きな大きな勝ち点3だったと思います。下を見ている暇はなくて、もっともっといいチーム強いチームになるような努力をし続けることが大事」
38試合中21試合を終えて13勝7分け1敗。リーグ戦無敗記録を「19」に伸ばしました。次の第22節は29日(土)、アウェーで11位の徳島と対戦します。