6月、長崎市の諏訪神社に登場した雨の日限定の御朱印が大人気です。
年間1000枚の授与を予定していたところ、わずか10日間で400枚を超えました。人気の理由とは?
牛島ひかりアナウンサー:
「連日雨の日が続いていますね。こんな雨の日でも気持ちが晴れやかになる諏訪神社では、雨の日御朱印が始まりました。一体どんなデザインなんでしょうか?」
6月11日(火)から長崎市の諏訪神社が頒布を始めた「雨の日限定」の御朱印。雨の日に参拝に来た人に、晴れやかな気持ちになってもらいたいと権禰宜の森健司さんが考案・デザインしました。気になるデザインとは…?
諏訪神社権禰宜・森健司さん:
「このデザインは雨の日をイメージして虹とか水滴とか、あとは紫陽花ですね。神社にある蛙岩をイメージして作成しております。こちら(蛙岩)が長崎大水害の時に山の上から転げ落ちてきて神社を守ってきてくれたという縁起のいい岩となっていますので、こちらをデザインに入れています」
境内の奥にあるカエルの形に似た「蛙岩」の上にちょこんと乗っているカエルが何とも愛らしく感じます。雨に関係したカラフルで可愛らしいイラストに合わせて、金粉を入れた特別感のある墨汁を使って、丸みを帯びた書体で心を込めて文字をしたためていきます。年間1000枚の頒布を予定していましたが、始まって10日間で400枚を超え、反響を呼んでいます。
森健司さん:
「参拝に来られた方、雨の日だとこの雨の日の御朱印を受けるために来られたという参拝の方もいらっしゃいますので、とても人気の授与品となっております。梅雨の時期ですけど、雨の日に来られた方がこの御朱印を受けることによって、気持ちが晴れやかになるように受けていただければと思っております」
諏訪神社の「雨の日限定」の御朱印は初穂料500円で、今後1年間、授与される予定です。