長崎県内は梅雨前線の影響で大気の状態が不安定となっています。気象台は週明けにかけて警報級の大雨となるおそれもあるとして注意・警戒を呼び掛けています。
宇佐美武史記者:「きのう夕方こちらの法面の一部が崩れ現在補修工事が行われています。道路は片側通行となっています」
長崎市では20日に137.5ミリの雨が降り、21日にかけて市内各地で崖崩れが相次ぎました。戸町4丁目の国道499号、長崎バスの戸町切通バス停付近では、21日夕方、のり面の一部が崩れ、石が数個、歩道に転げ落ちました。22日午前9時半現在、補修工事のため、付近は片側交互通行となっています。
23日朝6時までの1時間降水量は多い所で40ミリ。24時間降水量は180ミリの予想です。長崎地方気象台は、前線の活動がさらに活発になった場合は、警報級の大雨となるおそれがあるとして土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒するよう呼び掛けています。