長崎港にやって来る国際クルーズ船を商機につなげます。
インバウンドビジネスの視察会が開かれました。
12日午前7時過ぎに寄港したのは全長347メートル、総トン数17万トンの「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」。高さ約90メートル。クルーズ船で世界一高い展望デッキとしてギネス記録に認定されたカプセル型展望デッキ「ノーススター」を搭載しています。
約5000人の中国人客を乗せ、6月2回目の寄港です。
松が枝国際ターミナルでは、長崎国際観光コンベンション協会が主催する観光関連事業者向けの視察会があり、長崎市内の飲食店やホテルなど19社が参加しました。
参加者は、物販ブースや外国人観光客の動向を実際に視察しました。
参加者:
「まだちょっと、ピンとは来てないですけど、外国の方に自分たちの商品が売れるのかというのは気になっています」
新地町からの参加者:
「何とかターミナルからお店の方に来ていただくというやり方がないかなと思い聞きに来ました」
長崎国際観光コンベンション協会・森永亜由美主任:
「どうしても日本国内の人口が減少していく中で(インバウンドビジネスは)大きな外からの収入源になるので、そこを見据えて取り組みをしていかないと、縮小していくばっかりになるので、ぜひやっていただきたいと思いますし、我々もやっていこうと思います」
協会は今後も半年に一度、クルーズ船の寄港に合わせて視察会を開き、県内のインバウンドビジネスを促進していきたいとしています。