鈴木長崎市長が午後、臨時の記者会見を開き、今年8月9日の平和祈念式典に、ロシアとベラルーシを招待しないと発表しました。
鈴木長崎市長:
「ウクライナを巡る状況に変わりがありませんので今年もロシア、ベラルーシの両国については招請しないことといたします」
鈴木市長は先月、「いかなる国も被爆の実相に触れてほしい」としてウクライナに侵攻したロシアと支援国ベラルーシを式典に招待する可能性に言及しましたが、方針を変え、3年連続で「不測の事態」に備え、招待しないと発表しました。
またガザでの戦闘を続けるイスラエルについては招待状の代わりに「即時停戦を求めて現時点では招待を見合わせること、招待に支障がないと判断した時点で速やかに招待状を送る」とした書簡を発送します。