九州ひぜん信用金庫は元役員が佐世保市本島支店の顧客から預かった定期預金合わせて約4300万円を着服していたと発表しました。
既に退職した元役員の男性は、2000年4月7日から今年3月12日までの約24年間、本島支店の顧客5人に対し、着服目的で定期預金を勧誘し、預かった現金を着服していました。着服した現金と同じ額の定期預金証書を偽造して交付し、隠蔽していました。
今年3月12日、顧客が解約に訪れた際、証書の偽造と着服が発覚しました。着服した金は、パチンコやスナックの飲み代などの遊興費に充てていたということです。
九州ひぜん信用金庫は刑事告訴も検討しています。