自民党派閥の裏金事件を受け、党本部が全国で実施している「政治刷新車座対話」が19日に長崎でも開かれました。
県連からは県選出国会議員や県議ら15人が出席しました。
田中愛国県議:(Q.どんな話をする?)
「いやいや知らん。ガス抜きに来らすとだろ」
(Q.県連から伝えたいことは?)
「それは、こないだの不戦敗は我々にとっては屈辱な話で、旧3区は次の選挙があるまでは誰もいないんだから自民党の代表は」
森山裕総務会長(79)との車座対話は非公開で約1時間行われました。県連からは「不戦敗」となった4月28日の衆院長崎3区補欠選挙について「候補者を立てるべきだった」という意見が出たほか、九州新幹線長崎ルートの未着工区間などについて意見を交わしました。
森山裕総務会長(79):
「党本部の方がもっと積極的に擁立に関わってほしかったというのが、おっしゃりたいことなのだろうなと拝察をいたしました」
また去年12月以降、開かれていない長崎ルートの与党検討委員会について、今国会中に開く意向を示しました。関係者によりますと、メンバーだった谷川弥一前衆院議員(82)の後任は加藤竜祥衆院議員(44)に打診しているということです。
古賀友一郎会長(56):
「今回の一連のですね、問題というのは国会議員の不祥事から端を発している問題でありますから、しっかりと党本部でその辺をですね、受け止めていただいて今後に生かしていただきたい」