雲仙の初夏の風物詩「ミヤマキリシマ」が仁田峠で見頃を迎えています。
下田朋枝アナウンサー:
「ピンクやムラサキのミヤマキリシマが咲き誇っています。平日にも関わらず多くの人でにぎわっています」
雲仙の仁田峠をピンクや紫に染めるのはミヤマキリシマ。高山に生息するツツジで雲仙では「雲仙つつじ」とも言われるミヤマキリシマは平地で見られるツツジより小さ目のかわいい花が咲きます。標高1100メートルの仁田峠には約10万本が生息し、去年より3日ほど早く見頃を迎えています。ピンク系のほか、珍しい白も楽しむことができます。
市内から:
「今日はおじいちゃんとおばあちゃんと一緒に来ました。ツツジが満開だと新聞で見て今日一緒に来ました。綺麗ですね。天気も良くてちょっと風が冷たいが今日はみんなで来られて良かったです」
大村市から:
「咲いている時に来たことはあるが、ここまで満開でお天気が良い時に恵まれたことがないので来て良かった。圧巻です。こんなに咲いているとは思っていなくて感動しました」
雲仙ロープウェイ事業部・本多浩二部長:
「ロープウェイに乗っていただいてロープウェイから見下ろす形で楽しんでいただければ」
雲仙ロープウェイの山頂からは、ミヤマキリシマと新緑のコントラストも望めます。
雲仙ロープウェイ事業部・本多浩二部長:
(Q.オススメのスポットは)「やはりこの場所です。ここだと360度ミヤマキリシマを楽しめるのでぜひそれも含めて楽しんでいただければ」
ミヤマキリシマを見ながらピクニックを楽しむ姿もみられました。仁田峠では今週末、満開を迎え、今月中旬ごろまで見頃が続きます。標高が高い妙見岳や国見岳では今月下旬ごろまで楽しめます。