東日本大震災から13年。原発問題などで不安を抱える福島県の子どもたちに長崎で楽しい時間を過ごしてもらおうと、生活協同組合ララコープが招待しました。
長崎を訪れたのは福島県在住の小学生とその親10組20人です。
2日目のきょうは、朝から長崎市の原爆資料館や爆心地公園、平和公園で被爆の実相を学びました。
佐々木あかりさん(11):
「戦争というのは今ほかのロシアとかでも起きていることだけど、やっぱりあったら普通の尊い命が奪われていってしまうので、戦争がない世界の方がいいかなと思う」
ララコープが2015年から続ける取り組みで、今年で7回目。2泊3日の行程で、前日はハウステンボスを楽しみ、午後からは長崎市恐竜博物館を見学しました。
福島市から(母親)佐々木いずみさん(41):
「福島と長崎と『仲間だよ』というか、気にかけてもらっているというのがとてもうれしい」
一行は29日福島に帰ります。