陸上の塚原直貴さんや体操の白井健三さんといったオリンピックのメダリストと触れ合えるスポーツ体験イベントが大村市で開かれました。
「スポパラinBOATRACE大村」は、パラスポーツの普及と誰もが楽しめるスポーツ=「インクルーシブスポーツ」への理解を深めてもらおうとボートレース大村が主催しました。
会場では、子どもたちがパラリンピックの正式種目「ボッチャ」や車いすバスケなどを体験、パラスポーツの楽しさや難しさを肌で感じていました。イベントには2008年、北京オリンピックの男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した塚原直貴さん(38)が駆けつけ、トップアスリートによる「走り方講座」も開かれました。
塚原直貴さん(38):
「(スポーツには)つらい部分ももちろんあります。楽しいことばかりではないですけど、そのつらいことすらも楽しんできたよということが子どもたちに頑張る力となって、伝わればいいかなと」
屋内では、2016年、リオオリンピックの体操男子団体総合で金メダルを獲得した白井健三さん(27)による「体操教室」も開かれました。
白井健三さん(27):
「(スポーツを)始めた時の楽しいという気持ちが一番自分を強くさせてくれますし、揺るがないものだと思うので、そういった気持ちをきょう芽生えさせてくれたお友達がいたならうれしい」
「スポパラinBOATRACE大村」には、9日と10日の2日間合わせて約1300人が来場し、大盛況のうちに幕を閉じました。