県納税課の職員が納税者の個人情報を記載した書類を紛失したと発表しました。県によりますと今月16日、県央振興局納税課の職員2人が住民税を滞納していた諫早市の個人宅を訪問したあと、その人の氏名や住所、携帯番号などを書いた資料と、同様の個人情報が記載された大村市民ら12人分の預金調査結果の一覧を入れたクリアファイルを紛失しました。クリアファイルは訪問直前にバッグから出し、不在だったため、40代の担当職員がバッグに戻したとしています。資料は帰庁後に確認する決まりですが、確認を怠り、6日後に紛失に気づきました。県は12人のうち連絡が取れた7人に謝罪しましたが、訪問した1人を含む5人とは連絡がついていません。今のところ不正使用などは確認されておらず、県は個人情報の適正な管理を徹底するとしています。