石川佳純 47都道府県サンクスツアーin長崎・長与町

2月29日、長与小体育館で開かれた
「石川佳純４７都道府県サンクスツアーｉｎ長崎・長与町」。
この６日前に３１歳の誕生日を迎えた石川さん。
「サンクスツアー」は、石川さんが
過去３大会出場したオリンピックの経験などを
日本中の人たちに伝えようと、
おととし（２０２２年）４月にスタートしたイベントです。

長与町は、去年４月から休日の部活動を全て地域移行していて、
その１周年に合わせて掛け合い、
全国で１９番目、九州で４番目の開催が実現しました。
参加したのは、長与・長与北・長与南・高田・洗切小の６年生３８０人と
町内の中学校の卓球部員３０人です。

ロンドン・リオ・東京とオリンピック３大会に出場し、
団体で３つのメダルを獲得した石川さんは、
子どもたち一人ひとりとラリーをして卓球の面白さを伝えました。

トークショーでは、４月から中学生になる子どもたちへ
「チャレンジすることの大切さ」を伝えました。

石川佳純さん「子どもの頃は続けることが一番苦手だったんです。
色んな習い事をやってたんですよ、子どもの頃。
ある日、最後卓球をやってみようと思って始めたのが卓球で、
それがたまたま私にはすごく楽しかった。
誰でも最初から続けられるわけじゃない。
自分がこれだと思えるのに出合えるように色んなことに
チャレンジしてほしいなと思いますし、
色々続かなくても、色んなことにチャレンジしていって良いんじゃないかな」

石川さんは７歳で卓球を始め、去年５月に引退。
２３年間の現役生活で「卓球をやめたいと思ったことは？」
という質問についてはー

石川佳純さん「卓球をしていてやめたいと思ったことはあります。
何度もあります。意外と『うまくいかない日』の方が多かったりするんですね。
なのでうまくいかない日もぐっとこらえて何とか続ける。
何とか工夫を重ねながら明日の楽しみも持ちながら
工夫を持ちながらやるっていうのを私はやってきました」

インタビューでは長崎の印象について答えてくれました。

石川佳純さん「ちっちゃい頃、ハウステンボスに何度か行ったことあります。
本当にきょうは暖かく迎えていただいてみんなと給食も楽しく
小学生と食べましたし、あっという間の一日だったので
またゆっくり遊びに来たいなと思います」