チョープロプレゼンツ・ながさき運動部のコーナーです。きょうは、世界チャンピオンが所属する長崎市の空手道場を紹介します。
「明るく・楽しく・元気よく」をモットーに日々稽古に励む、「長崎糸東会」。小江原小体育館をはじめ、長崎市内の4カ所で道場を開き、20人ほどで練習しています。
「中学3年生の拓磨です。中学1年生の優雅です。小学6年生の美璃愛です。小学4年生の海璃です。6歳の克磨です。」
3人兄妹と2人兄弟のいとこ同士で、道場に通う林家の子どもたち。山里中3年の拓磨さんは、全国大会5位。山里中1年の優雅さんは、全国大会2連覇中です。
そして、胸に日の丸をつけているのは西山台小学校の6年生・林美璃愛さんです。美璃愛さんは去年9月、インドネシアのジャカルタで開かれた、糸東流世界大会に日本代表として出場。コロナ禍で4年ぶりの大会に世界30カ国の選手が集まる中、ジュニア女子30kg以上級で見事、優勝を果たしました。世界大会で日本代表として戦うプレッシャーを感じていた美璃愛さんは、ある曲から元気をもらっていました。
【西山台小6年林美璃愛さん】「私は最強」「心がわーっと盛り上がる緊張もとれる。私は最強だぞって。」
この曲で気持ちを高ぶらせて試合に臨み、世界チャンピオンの栄冠を手にしました。
そんな美璃愛さんの技を私、岩本が道着に着替えて、体験してきました。子どもたちの声援を受ける中…。
【岩本忠成キャスター】「ガッと突きが来た時にビクッてなるね。いくら形だって分かってても。」
迫力満点の回し蹴りでした。
【西山台小6年林美璃愛さん】「また世界大会があったら2連覇して、みんなで盛り上がりたいです。「(空手の魅力は)努力は報われるということ。」
和気あいあいと元気が良い「長崎糸東会」。美璃愛さんに続けと、高みを目指して日々、稽古に励んでいます。