29年ぶり2回目の日本一です。長工醤油味噌協同組合が開発した麦みそ「長崎みそ」が農林水産大臣賞を受賞しました。
長工醤油味噌協同組合の宮崎太樹理事長(49)ら4人が県に報告しました。去年9月に完成した「長崎みそ」は、去年11月に東京で開かれた全国味噌鑑評会の「麦みそ部門」で日本一に当たる農林水産大臣賞を受賞しました。
「長崎みそ」は、独自に開発した「長崎御島」という品種の裸麦を使い、麦特有の甘い味や香り、鮮やかな赤色、滑らかな質感が高く評価されました。
浦副知事:
「麦そのもののおいしさが、よくみそに反映されている。そのおいしさがすごく感じられる」
長工醤油味噌協同組合は、2018年の合わせみそ部門でも農林水産大臣賞を受賞しています。麦みそ部門の日本一は、1994年に、農林水産大臣賞に輝いて以来29年ぶりです。
宮崎太樹理事長:
「新しい品種にたどり着くまでに、10年くらいの歳月をかけて、品種登録になって、原料の手配をするまでに、特に苦労があった。ほっとすると同時にうれしかったです」
受賞した「長崎みそ」は、鑑評会用に開発したもので、一般販売はしていませんが、同じ麦を使った「長崎みそ」は、県内のスーパーなどで販売しています。