可愛い姿を捉えました。対馬市でパトロール中の巡視艇がイルカの群れを見つけました。
25日午前11時20分ごろ、対馬市の浅茅湾で対馬海上保安部の巡視艇「なつぐも」から撮影した映像です。5頭以上の群れとみられイルカの方から航行する「なつぐも」に近づいてきたそうです。対馬海上保安部によるとこんなに近くまでイルカが寄ってくるのは珍しいそうです。
このイルカについて九十九島水族館海きららに聞きました。
九十九島水族館イルカ課・西垣大地さん:「この水族館で一番多く飼育されているハンドウイルカなのかなと思います、私たちも年に何回か沖合の方に船を出して鯨類の調査に行くんですけどその時も船に寄ってきて船から出る波に乗ったりして遊ぶ様子も見られるので船と遊んでるのかなと思いますね。湾内に入ってくるのは珍しいのかなと思います。聞いた話では以前対馬の北の方にイルカが定住しているという話を聞いたことがあるので対馬の海域ではイルカが見られるのはそこまで珍しくないけど近くに寄ってくるのは珍しいのかなと思います」
西垣さんは映像に子どものイルカがいることに注目しました。
九十九島水族館イルカ課・西垣大地さん:「ぱっと見、子どもだって思いましたね、まだまだ小さいので母乳を飲む生まれて数年じゃないのかなと思いますね、生まれたばっかりじゃないのかなと思いますね」
イルカたちはしばらく遊ぶように船と並走した後、離れていったそうです。