観光や食の魅力を凝縮した1冊の完成です。南島原市が大手旅行ガイドブック「るるぶ」とコラボした観光パンフレットを作りました。
世界文化遺産の「原城跡」に、観光で人気の「イルカウォッチング」。オシャレなカフェの情報も。2月末に完成した南島原市の新たな観光パンフレット「るるぶ特別編集『南島原市』」です。発行したのは南島原市の観光振興課。「企業版ふるさと納税」で集まった寄付金を財源に、旅行情報誌「るるぶ」を発刊するJTBパブリッシングと初めてタッグを組み、約半年の歳月をかけて作成しました。南島原市を4つのエリアに分け、それぞれの観光スポットやイベント情報など全16ページにわたって魅力を凝縮した内容を掲載しています。中でもイチオシは、るるぶ編集部のスタッフが実際に南島原市で調査し、厳選したグルメ情報です。
南島原市観光振興課・山﨑亜美さん:「南島原市は世界遺産になった原城跡とかイルカウォッチングとか見どころがたくさんあるんですけど実際に南島原に来た時に『ご飯は何が食べられるの?』というお声がありましたので、私としては食べ物も色んな所があるとお伝えしたくて、エリアごとにご飯が食べられる場所を紹介した”食“メインの内容になっています」
このほか、南島原市PR大使の「ベイガ船長」がプロデュースした1泊2日のドライブコースなど初めて南島原を訪れる人にオススメの情報も紹介されています。
南島原市観光振興課・山﨑亜美さん:「歴史深いところとかマリンレジャーができる場所とか色んな町があるのでそれぞれのエリアごとに『見る』、『遊ぶ』、『食べる』があると案内しているところがこだわったところです」
「るるぶ特別編集『南島原市』」は5万部発行され、南島原市内の観光施設を始め、一部店舗を除く県内のイオン、マックスバリュなどで配布されています。また、南島原市のホームページではスマートフォンやパソコンから閲覧できる無料の電子書籍も公開しています。
南島原市観光振興課・山﨑亜美さん:「地元の人にも『こういうところがあったんだ』と新しく感じてもらえる1冊になっています。周りの人に『良いところだよ』とアピールするのに使っていただきたいです」