プロバスケットボールB1の長崎ヴェルカが、五島、上五島、壱岐、対馬の16校94人の中学生を試合に招待し、長崎市でのホームゲームの前に人工知能「AI」を使ったコーチングアプリの体験会を開きました。
ソフトバンクが提供する無料アプリ「AIスマートコーチ」は、バスケ、野球、サッカー、テニス、弓道、ダンスなど15種目のプロ選手らのお手本や大学生らの練習動画を視聴できます。
また撮影した自分のフォームを「AI」による骨格解析でお手本と比較し、姿勢、構え、動きなどがどれだけ似通っているか、その「マッチ度」を約10秒で分析し、パーセンテージで示してくれます。
バスケは、男子の最高峰B1リーグと女子はWリーグの選手のドリブルやシュートなどの動画を見ることができます。
生徒たちはプロのフォームをお手本にしながら、シュートに挑戦しました。【体験した中学生】「動画を見て自分のフォームなどを比較しながら頑張っていきたい」「シュートフォームをきれいにして頑張りたい」
【ソフトバンク企画管理部 星川智哉部長】「このアプリの一番の特長は、お手本と自分を比較して見る。これが一番大事」「自分で気付いて学ぶことをぜひやってもらいたい。それでスポーツが好きでいて、続けてほしいなと思って作っている」
参加した中学生は、「AIスマートコーチ」を活用した練習を続け、長崎ヴェルカは今後、その成果を発表する機会を設ける方針です。