プロバスケットボールB1第12節。西地区3位の長崎ヴェルカは、ホームで東地区首位のアルバルク東京との2連戦に臨みました。今シーズンまだ3敗しかしていない「最恐」の相手、「ジャイアント・キリング」に挑みます。
GAME1(16日)の第1Q、ヴェルカは、馬場の3ポイントやボンズの連続シュートなど一進一退の攻防で、1点ビハインド(16対17)と食らいつきます。
第2Qは、馬場が同じ日本代表の吉井に速攻をファウルでつぶされると、身長206㎝のロシターに10点を奪われ、7点ビハインド(30対37)で試合を折り返します。
第3Qは、狩俣からボンズ、馬場から狩俣など「ヴェルカスタイル」の速攻を見せますが、アルバルクの「堅いディフェンス」に苦しめられ13点ビハインド(40対53)。
最終第4Q、ヴェルカは開始早々、チーム最年少で身長172㎝の小針が切り込んでシュート!馬場は、リバウンド、そしてバスケットカウントの3点プレー!さらに、ブラントリーのダンクなどで5点差に詰め寄りますが、今シーズン最少得点に抑えられ62対71で敗れました。
GAME2(17日)。
ヴェルカは、5点ビハインド(22対27)で迎えた第2Qで馬場の3ポイント。パーキンズのスチールからブラントリーのダンクなどでポイントを奪います。しかし、速攻やシュートブロックで流れをつかめず差を12点に広げられます(35対47)。
第3Qに入ると、ヴェルカが反撃。ブラントリーの3ポイント。さらに、馬場も3ポイント!ボンズは、ダンクを含む3連続ゴール!荒谷は、2本の3ポイントを決め、5点差(69対74)に迫ります。
勢いそのまま最終第4Qでは、ボンズがリバウンド、そしてシュート!狩俣は、3ポイントを沈め75対76、1点差まで詰め寄ります。しかし、その後アルバルクに3本の3ポイントを決められるなど底力を見せつけられたヴェルカ。84対94で敗れ、今シーズン初めて同じ相手に連敗を喫しました。
【長崎ヴェルカ前田健滋朗ヘッドコーチ(33)】
「B1のトップのチームをしっかり食っていけるような、もっともっと強いチームになっていきたいと思っています」
ヴェルカは、12勝9敗で順位は3位から4位に後退。次の13節は、20日(水)アウェーで西地区1位の琉球ゴールデンキングスに挑みます。