あの感動をもう一度。4年ぶりの通常開催で街中を熱い感動と興奮で包んだ長崎くんちの写真展が28日、長崎市浜町で始まりました。長崎市浜町の「樂(らく)ギャラリー」で始まりました。
長崎市の写真家山頭範之さん(49)ら3人のカメラマンが撮影した今年の小屋入りから庭見世、人数揃い、前日、中日、後日の写真約200点を展示しています。
山頭範之さん:「くんちは素晴らしい人々の感情が爆発するような瞬間がたくさんあるだろうとずっと思っていました」。
山頭さんが2009年から2019年までに撮りためた数十万枚の中から厳選した写真も展示しています。中でも気に入っているという今年のくんち前日の早朝、長坂からの風景。
写真家・山頭範之さん(49):「たまたまですけどすごくいい朝日が出て神様がこんな環境をつくったのかなと思いました」。
力強く船を回す根曳衆や、華麗な踊り手たちの姿を生き生きと写し取り、その迫力や艶やかさを楽しむことができます。展示した写真を含む約4000枚の写真を専用サイトから買うこともでききます。写真展は入場無料で12月10日まで開かれています。(午前10時~午後6時)