音楽家の小室哲哉さん(65)による生演奏も。西海市崎戸町で日本最大級の水墨画の完成披露発表会が開かれました。
高さ3メートル65センチ、横9メートル20センチ。約4カ月の制作期間を経て完成した日本最大級の水墨画「永遠の富士山」です。
水墨画家・曹亜鋼さん(63):「これから全日本、長崎の芸術のシンボルになるよう頑張っていく」。
描いたのは西海市にアトリエを置く中国出身の画家、曹亜鋼さん63歳。鉱石でできた、黄金色の岩絵具を使い、永遠に輝き続ける富士山を表現しました。
作品に華を添えるのは音楽家・小室哲哉さん(65)による楽曲です。水墨画から得たインスピレーションをもとに小室さんが30分を超える楽曲を書き下ろし、水墨画を鑑賞しながら音楽を楽しむ1つのアートとなっています。
小室哲哉さん(65):「僕の印象としては長崎はちょっと特別。地形学的にも特別な他の県と違うのもあって、曹先生の作品もモニュメントという形で特に長崎にはあるべき。音と共に存在してくれたら」。
日本最大級の水墨画「永遠の富士山」は西海市崎戸町の曹亜鋼国際芸術交流センターで今後、一般公開される予定です。