9月23日に開業する西九州新幹線かもめの割引切符の価格が発表されました。現在往復2枚切符で6300円の長崎-博多間の料金は、インターネットで当日までに予約する「かもめネットきっぷ」で往復8400円となります。「かもめネットきっぷ」は長崎-博多間が片道4200円。当日でも予約し購入できます。往復は8400円で、現在の特急かもめの往復「2枚きっぷ」6300円と比べると2100円高くなります。このほか3日前までにネットで予約する「かもめネット早特3」は長崎-博多間が片道3600円で往復7200円。今年いっぱいの期間限定で7日前までに予約する「かもめネット早得7」は片道3200円、往復6400円です。会見でJR九州の福永嘉之取締役常務執行役員は「新幹線の高速性、30分短くなる最大、そういった利便性の向上を勘案してこの値段を設定した」と話しました。新幹線の開業に伴いこれまでの「2枚きっぷ」は廃止し、駅の窓口で新幹線かもめの割引きっぷを買うことはできなくなります。一方、鉄道・運輸機構は5月10日から6月16日まで実施した新幹線かもめの走行試験は安全走行に問題がないことが確認できたとして、20日(月)にJR九州に訓練運転に必要な部分の管理を引き継ぐと発表しました。