17日朝、長崎市で住宅裏の法面が崩れて窓ガラスが割れ、女性が顔や指にけがをしました。
小柳亮雄記者:「雨の影響でしょうか。こちらの住宅の裏にある駐車場の壁の一部が大きく崩れています」
けがをした70代女性:「(音は)ドーンときましたね」
午前9時50分ごろ、長崎市石神町の住宅裏の法面が幅14メートル、高さ5メートル、奥行き2メートルにわたって崩れ、住宅に土砂が直撃しました。家は70代の女性が一人暮らしで、土砂で割れた窓ガラスの破片で顔や指を切るけがをしました。
けがをした70代女性:「(法面が)落ちてきた方の台所で揚げ物をしていたら、ガーンと音がしたので、急いで火を消して、台所の窓ガラスが割れて手とか顔に(ガラス片が)当たって、洋服の中に入ってきたりした」
女性によりますと崩れた駐車場の壁には4年ほど前からひびが入っていたということです。
長崎市では、16日夕方の降り始めからこのがけ崩れが起きた17日午前10時ごろまでに32ミリの雨が降っていました。