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2025/12/26

極彩色のランタンが街を彩る「長崎ランタンフェスティバル」概要発表 来年から開催時期を“固定化”へ

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約1万5千個のランタンが長崎の街を彩る冬の風物詩、31回目となる「長崎ランタンフェスティバル」の概要が発表されました。

コンセプトは「長崎に息づく異国CHINA再発見」。「長崎ランタンフェスティバル」は来年2月6日(金)から23日(月・祝)までの18日間開催され、約1万5千個の極彩色のランタンで長崎の街が彩られます。

メインオブジェは、龍と馬をモチーフに新たに製作する高さ11メートルの「龍馬精神(ロンマー・ジンシェン)」。龍のように天を駆け、馬のように地を駆ける若々しく活気に満ちた精神を表し、健康と活力を願い、年を重ねても壮健でパワフルな生涯を全うできるよう祈り、名付けられました。また、今年も歴代のメインオブジェ12体を市内各地に配置します。

開幕日の2月6日(金)には、湊公園会場(新地町)と中央公園会場(賑町)で点灯式が行われ、午後6時にランタンやオブジェが一斉点灯します。

2月14日(土)と21日(土)には、清の皇帝と皇后が民衆と共に新年を祝う様子を再現する人気イベント「皇帝パレード」が行われます。21日(土)の皇帝役は、長崎市出身の俳優・前原瑞樹さん(33)が務め、中央公園(賑町)から湊公園(新地町)までを練り歩きます(※両日ともに午後2時~午後4時半)。

もう一つの人気イベントは「媽祖(まそ)行列」です。江戸時代、長崎に入った唐船の乗組員たちが船に乗せていた航海安全の女神「媽祖(まそ)」の像を唐寺に安置する「菩薩揚げ(ぼさあげ)」や、出港の際に再び船に乗せる「菩薩乗せ(ぼさのせ)」を再現します。

2月8日(日)に唐人屋敷跡(館内町)から中央公園(賑町)までを練り歩く「菩薩揚げ」(午後1時40分~午後4時5分)。15日(日)には、その逆をたどる「菩薩乗せ」が行われます(午後1時15分~午後3時40分)。

このほか、2月7日(土)には、県庁跡地(江戸町)でランタンを夜空に浮かべる「スカイランタン」を初めて実施します。参加は有料で、「STLOCAL」アプリから事前予約が必要です。

開幕前の2月4日(水)には、ランタンやオブジェに電気を通し、不備がないか確認する試験点灯が行われる予定です。

今年(前回)のランタンフェスティバルは、寒波の影響で皇帝パレードが2回とも中止になったことや、期間中に3連休がなかったことなどから、集客数は過去10年間で最も少ない52万人にとどまりました。

ランタンフェスティバルは、これまで中国の旧正月「春節」に合わせて開催してきましたが、実行委員会は、来年から開催時期を「2月の第1金曜日から17日間」に固定すると発表しました(※来年は23日が祝日のため18日間)。

これにより、期間中に必ず3回の土日が含まれ、集客が見込めるとして、長崎市出身のシンガーソングライター・福山雅治さん(56)が皇帝役を務めた2024年の来場者数121万人に次ぐ、過去2番目に多い110万人の来場を目標に掲げています。

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12/26(金) 16:52

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