8年ぶりのJ1昇格を果たしたV・ファーレン長崎の記念パレードや報告会が12月6日(土)、長崎市、諫早市、佐世保市で開かれました。
長崎市の県道112号の浦上川沿いで行われたJ1昇格記念パレードには、約5000人のファン・サポーターがお祝いに駆けつけました。 パレードの通り沿いに建つビルには、選手たちのユニホームが40枚ほど掲げられていました。 長崎南高校の吹奏楽部によるV・ファーレン長崎の応援歌「V-ROAD」の演奏でパレードがスタート。 高木琢也監督や山口蛍主将、最終戦でスーパーセープを見せたキーパーの後藤雅明選手ら約50人は、オープントップバスやオープンカーなどに乗り、出島メッセ長崎付近から幸町交差点までの約650mをパレードしました。 パレードの後、ピーススタジアムで行われた記念セレモニーには、約6500人のファン・サポーターが参加。長崎市出身のシンガーソングライター2人からお祝いのメッセージが届きました。 福山雅治さん:「私、福山もですね、興奮してしまいました。平和と本気のスポーツの闘いを世界中に届ける場所、スタジアムシティその場所でV・ファーレン長崎が来季からJ1で試合をすること、大変うれしく思っております。V・ファーレンの大活躍を楽しみしております。この度は8年ぶりのJ1昇格、おめでとうございます。福山雅治でした」 さだまさしさん:「これからJ1で一泡吹かせてあげて下さい。心を込めて応援してます!さだまさしでした」 年間MVPが発表され、今季19得点を挙げたJ2得点王のマテウス・ジェズス選手が投票で選ばれました。また、チームをJ1昇格に導いた高木監督と悪性腫瘍で6月から長期離脱中の名倉巧選手の契約更新が発表されました。 名倉巧選手:「待ちに待ったJ1という舞台で闘うことができるので、そこで長崎旋風を巻き起こして、自分もそこに早く合流できるように頑張りたいと思います」 高木琢也監督:「選手みなさんには『Try and you will see、とにかくやってみよう、やってみないと何もわからないだろう』とそういう精神のもと、素晴らしいチームを作り上げて、そして皆さんと一緒にJ1でも本当に皆さんと共闘よろしくお願いいたします」 トラスタ長崎で試合が行われていた去年9月までサポーターたちを「おもてなし」で出迎えた諫早市のV・ファーレンロードには、マテウス選手らが駆けつけました。