人や物の流れが増える年末、密輸などの犯罪を防ごうと特別警戒に当たっている長崎税関などが、取り締まり強化をPRしました。
長崎税関や、県警、海保、通関業会の約30人がJR長崎駅前でリーフレットなどを配り、怪しい人物などの情報提供や、偽ブランド品の被害防止などを呼びかけました。
今年上半期、全国では過去最多となる2トンの不正薬物を押収していて、そのうち1.3トンは大麻。特に若年層で広がっています。
長崎税関監視部佐田正樹部長:
「海外旅行に行って、軽い気持ちで大麻を吸って日本に持ってくることも多分多いと思うんですね。海外に行く方も注意してほしいと思っております」
麻薬探知犬2頭による捜査のデモンストレーションには通行人も参加し、犬が麻薬の臭いをつけたかばんを見事見つけ出すと拍手が湧きました。
怪しい人物や荷物などの情報提供は「密輸ダイヤル0120-461-961」の利用を呼びかけています。