11日(月)の大雨の影響で、展示室内の一部の見学を制限していた長崎原爆資料館は、通常通りの見学が可能になりました。
19日午前9時すぎ、長崎原爆資料館には、夏休みということもあり家族連れや海外からの旅行客などが訪れていました。
原爆資料館は11日の大雨の影響で、地下1階の「いこいの広場」付近や、地下2階の「展示室」に雨水が流れ込んだため、一時的に臨時休館となりました。
影響のあった被爆資料を展示している「熱線による被害」のコーナーの一部を除き、翌12日の午後1時から入館を再開していました。
原爆資料館によると雨漏りの水でシミができた被爆資料「焦げた板壁に残ったこの葉の影」を修復した結果、カビや腐食などの影響がないことを確認したことから1週間ぶりに通常の見学ができるようになったということです。
一方、館内への雨水の流れ込みの原因については、現在調査中としています。