20日(日)長崎市県営野球場で開かれた、
春の高校野球 九州大会1回戦。
長崎商業の1回戦の相手は去年秋の九州大会王者「沖縄尚学」。
先発はエースの山口。
強豪相手に、打たせて取るピッチングで、チームを勢いづけると…
3回、攻撃でも山口が魅せます。
右中間を抜ける三塁打で出塁!
続く木場も巧みなスクイズで先制点を挙げます。
その後も山口はスコアボードに0を刻み続け、
1点リードのまま迎えた9回。
先頭打者にレフト前ヒットで出塁を許し、
ランナーを進められて迎えたのは相手の主砲。
ファールで粘られ、思わずひざまずく場面もありましたが…
インコースに投げ込み、見事、4番を空振り三振。
この日山口は104球を投げ切り、完封勝利。
春のセンバツ出場校を撃破し、初戦を突破しました。
長崎商業3年・山口潤投手:
「(沖縄尚学は)秋の王者ということでチャレンジャーの気持ちでどんどん投げていったら守備の助けもあり、しっかり投げ切ることができました。(準々決勝は)きょうみたいに守備でリズムを作って、勝ちにつなげられるように頑張りたいと思います」