官製談合事件 佐々町長･古庄剛容疑者が再逮捕容疑を認める 退職届を４月下旬に提出へ

佐々町発注の公共工事を巡る官製談合事件で再逮捕された町長の古庄剛容疑者（７７）が容疑を認め、退職届を４月下旬に提出する意向を示していることが分かりました。

古庄容疑者は去年６月の町立図書館の照明工事の入札で、最低制限価格に近い金額を業者に漏らし、落札させた疑いで再逮捕・送検されました。

代理人弁護士によりますと、古庄容疑者は「金額を教示したのは間違いない」「金品の授受はない」と容疑を認め、謝罪しています。

町長の退職届はすでに代理人弁護士が預かっていて、今月下旬に町議会議長へ提出する予定です。辞職時期については、６月に予定される町長選と町議選の同日実施に合わせることで、財政負担を避けるためとしています。