企業の情報システムの開発を担う「九州DTS」が新たな開発拠点を長崎市に開設することになり、県や長崎市と立地協定を結びました。
調印式は県庁で行われ、福岡に本社を置く「九州DTS」の野田一雄社長と大石知事、長崎市の鈴木市長が協定書にサインしました。
通信や金融、保険など企業向けに情報システムの開発を行う「九州DTS」は新たな開発拠点として、御船蔵町に「長崎開発センター」を開設し、来月1日から業務を始めます。
九州DTS・野田一雄社長:
「大学、大学院、高専、専門学校など多くの技術系の学部学科が長崎県には存在しています。私達は長崎で確実に雇用機会を創出させて行きたいと思っています」
鈴木史朗長崎市長:
「特にIT、デジタルは成長可能分野ということで、IT系の人材の雇用の受け皿になっていただけるのでは ないかと大いに期待しています」
センターでは東京や福岡の企業向けに情報システムやソフトウエアの開発を行うほかIT人材の育成にも取り組みます。今後5年間で約40人を雇用する予定です。
県内には直近3年間でIT企業が9社が進出しています。