子どもたちに地域の漁業へ興味を持ってもらおうと、対馬市の学校給食にアジフライが寄贈されました。
対馬市にアジフライを寄贈したのは、福岡市に本社を置く水産会社「三陽」です。
高橋利明社長が対馬市の比田勝市長に学校給食用のアジフライ約6840食分の目録を手渡しました。
三陽は1日に約20万食のアジフライを製造する国内トップクラスの製造工場を松浦市に構えています。また、来年4月には対馬市美津島町に養殖マグロの加工・販売などを行う事業所を新設する予定です。
若い世代の魚食離れが進むなか、子どもたちに県産のアジを使ったアジフライを食べてもらい、地域の漁業に興味を持ってもらおうと、今回の寄贈に至りました。
三陽・高橋利明社長:
「これを機にアジフライを食べてもらって食育を加速的に進めていきたい」
三陽が学校給食にアジフライを寄贈するのは松浦市、佐世保市に続き3自治体目です。贈られたアジフライは、今月から来月にかけて対馬市内の小中学校の給食で提供される予定です。