地元の名物を学校給食で味わってもらおうと、松浦市に工場を構える水産加工会社がアジフライ1万枚を寄贈しました。
松浦市の学校給食などにアジフライ1万枚を寄贈したのは、福岡市に本社を置く水産加工会社「三陽」です。
「三陽」は2017年、松浦市にアジフライの製造工場を設けました。その製造規模は国内トップクラスを誇ります。製造するアジフライには、対馬沖や五島近海などでの巻き網漁で取れるアジを使っています。漁から加工、販売まで自社で手掛けているため、刺し身に出来るほど鮮度が高いのが特長です。
【式会社三陽・高橋利明副社長(52):
「若者の魚食離れがあるのでこれを機にうちのおいしいアジフライを食べていただき子どもに対しての魚食の普及を続けていきたい」
寄贈されたアジフライは、17日に市立小・中学校の給食で提供されるほか、松浦市のフードバンク事業を通じて来月以降、ひとり親家庭などにも提供される予定です。