長崎の魅力を伝えようと、小学生がJR長崎駅前でマルシェを開きました。
長崎大学教育学部附属小学校の5年生94人が開いた「附属小マルシェ」。3年生の頃から総合的な学習の一環で長崎の文化や歴史を学んでいて、その成果を発表しようと去年からマルシェを開いています。
「長崎の伝統野菜」や「シュガーロード」「平和」「シバヤギ」などそれぞれのテーマについて児童が約半年間かけてチラシや動画を制作しました。
動画制作を担当・古賀結菜さん:
「シュガーロードのことを伝えるために、貿易とかシュガーロードについて撮りました。昔からカステラとか砂糖のお菓子が長崎から伝わったことを伝えたい」
このほか長崎を知るクイズラリーをしてもらったり、長崎ならではのイラストを描いた手製のキーホルダーや缶バッジ、シールなどを配ったりしました。
会場には、実際に学校で育てているシバヤギの「紅白」と「白丸」も連れて来ました。冷たい風が吹く中、児童たちは道行く人に果敢に声をかけ、熱心に学んだことを説明していました。
学校は今後、活動の認知度を上げるため、グッズや動画を発信する活動を続けたいとしています。